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柴犬にキッス♡

柴犬流菜の日常の様子や京都近郊の情報をお届けします

父が父でなくなった時  脳転移 

今日は父の命日でした。
本ブログにも何度か登場した父は2006年に他界。

2004年11月に大腸がん、肝臓がんの手術をうけ、合併症の
腸閉塞と腸ろうによる入院のすえ、2005年4月に退院
医師としての仕事にも復帰し、マキノ高原、信州、愛知博など
旅行も楽しんでいたが、2005年の11月に体調を崩し始めた

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ふらつき、吐き気が増し、ただならぬ症状を訴えた父だったが
主治医は抗がん剤の副作用だからの一点張り・・・
父もそれなら我慢するしかないと耐えながらも、自分も医師。
癌専門ではないにしても、副作用にしておかしいと感じていた。

12月に入り、PET検査を受けることになる

PETとは、がん細胞は正常細胞に比べて多くのブドウ糖を取り込む
という性質を利用し、ブドウ糖に近い成分を体内に入れて、
ブドウ糖が多く集まるところを見つけがんを発見するというもの。


検査の結果、再発も転移もなし。以前肺にあった影も消滅。
やっぱり副作用による体調の悪化だったんだね。
父はもちろんのこと、家族の誰もが安堵した。

しかし少し前から抗がん剤治療は中止しているのに、
吐き気、ふらつきはひどくなるばかり。
2005年12月27日、その年最後の診察へ。
あまりの体調の悪さに私も付き添うことに。
知らされていたことだが、これまでの主治医は転勤が決まっており
主治医は、元主治医の部下にあたる医師に変更に。
まっすぐ歩けない様子を見た医師は、すぐに頭部のCT検査を指示。

検査の結果、脳腫瘍を確認。つまり脳に転移していたということ。
おかしいじゃない?
一週間前のPET検査で転移はありませんって


そんなことを問答してる余裕もなく、緊急入院、翌日手術となった。
今度は脳の手術。危険度も高いし、成功しても後遺症が心配だ。
もう医師としての仕事はできないな・・と涙を浮かべる父。
オペは無理かもしれないね。でも、診察や医学書の執筆、
講演など仕事はいっぱいあるよ。 そう言うのが精一杯だった。

9時間にも及ぶ手術が終わり、29日の明け方病室に戻ってきた。
意識ははっきりしているようで、頭が痛い、痛いと声を上げている。
でもまだ、自分の状況は理解できていないようで、前回の
大腸がんの手術と混同しているようだった。
術後のせん妄だろう、すぐにしっかりするよね。

でも、もう以前の父にもどることはなかった。
温厚だった父は怒りっぽくなり、医療従事者を敵とみなして
拒否するようになった。
そのために治療が進まなくて精神科にも相談。
術前に大きなショックを受けたことが原因ではないかと。
それは当然でしょう
再発も転移もないですよと安心させた一週間後に、
脳に転移しています。
緊急手術を受けないと命にかかわります、
と言われたのだから。


そして辛い入院生活が始まった。

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category: 両親の癌闘病

thread: 医療・病気・治療 - janre: 心と身体

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